旅や釣りに出かけている間に、
庭のハーブたちは確実に大きくなって
しっかり花をつけていました。
写真に納めた分だけご紹介します。

わが家のハーブ図鑑

      ボリッジ

幸運と安楽をもたらすとされているハーブ。わが家のハーブ畑の中でも、ミントとならんで元気な種類です。
ワインの中に入れると紫色の花がピンクに変わり、ちょっとおしゃれ。
花は結構遅くまで咲き、晩秋のころに咲いているのをみると、遅れてきた夏のようでちょっとかわいそう。

フェンネル

魚料理のハーブといわれ、フローレンスフェンネルとブロンズフェンネルが代表的。わが家には両方植わっています。
多年草で、毎年元気に育ちます。
魚に使う時は、刺身などの生で食する場合かなり香りがきついので、ほんの少し葉っぱをきざんで使います。ホイル焼きなど加工する場合は、多めに使ってもいいと思います。
カレーにもかかせないハーブ。

ダイヤーズカモミール

ハーブの本によると、イエロー系の染料や耳の痛みや難聴に種実の精油を用いるとありますが、わが家では、もっぱら鮮やかな黄色の花がきれいと、ドライハーブ用として利用しています。
花を採っても、後から後から咲いてきて、9月頃までドライハーブが作れます。

ナスタチュ−ム

ペルー原産の多年草とありますが、北海道ニセコでは一年草になります。
花や葉には、ちょっとピリッとした辛味があり、サラダなどに彩りも兼ねて使います。
ペンションや店で出し始めた10年ほど前は、色鮮やかな花を食べるのに抵抗があった方もいらっしゃいましたが、今ではあまりそういうこともなくなりました。

オレガノ

「山の魅力」「山の喜び」の意味のハーブ。
ハーブ畑の中でも強い種類で、種が飛んでいろんなところから生えてきます。
ドライハーブにも使えますが、写真のような色は残らず、少し黒ずんだ紫色になってしまうので、最近はあまり利用していません。生花をみているほうが、楽しいハーブです。
葉っぱには爽やかな香りがあり、乾燥したものをカレーに使っています。

ベルガモット

鮮やかな紅色が美しいハーブ。(白、ピンクもあり)でも、ドライハーブにするとき気をつけなければいけないのは、採ったらすぐに吊すこと。時間をおくと、せっかくの花びらがパラパラと落ちてしまいます。
わが家では、葉っぱを紅茶の中に数枚入れて飲みます。淡いオレンジの香りと青っぽさが爽やかです。

キャットニップ

このハーブも、毎年元気いっぱいに育つハーブです。種が飛んで、そかかしこから目を出し大きく(1m以上)に成長します。
花は、スーッとするミント系の香りで、猫が大好きなハーブですが、和名は「イヌハッカ」といいます。。
ちなみに、猫はこのミントの前では、おかしくなったようにじゃれて、よだれを垂らしたりします。猫には、ちょっとあぶないハーブです。